GeForce GT1030について

プロジェクターを設置した部屋は一般的なAV機器が無いため、パソコンにプロジェクターを接続して使用
することにしました。私はパソコンでゲームはしませんが、なんとなくCPU内蔵GPUがイヤって理由だけで
代々ローエンドのグラフィックボードを搭載してきました。
今はASUSのGT1030-SL-2G-BRK(NVIDIA GeForce GT1030/GDDR5 SDRAM 2GB)を使用してます。

当初はパソコンのディスプレイ(2560×1440@60Hz)をGT1030に接続、プロジェクター(3840×2160@30Hz)を
CPU内蔵GPU(HD4600)に接続して使用してましたが、HD4600がプロジェクターを認識しないことがたびたび
発生したのでHD4600不具合と判断し、GT1030から出力するために以下を行ったので記録として残しておきます。

GT1030-SL-2G-BRK ファンレスのグラフィックボードです。

SL-DVI(シングルリンク) パッケージ裏面のスペックにはSL-DVIと記載があります。SL=シングルリンクであり、 規格上最大解像度は1920×1200@60Hzとなります。これでは、ディスプレイか プロジェクターのどちらかしかフルスペックで表示することが出来ません。 仮にDVI-Dがデュアルリンクだとすると、最大解像度は3840×2400@33Hz or 2560×1600@60Hzとなります。 これであればDVI-Dにディスプレイ、HDMIにプロジェクターを接続するとフルスペック表示が可能になります。

HDMI-DVI変換アダプタ ディスプレイもプロジェクターもDVI-D入力非対応のため、 HDMI-DVI変換アダプタ(HORIC製DVHDF01-164BK)を購入しました。

HDMI-DVI変換アダプタのDVIコネクタ部 HDMI-DVI変換アダプタの仕様では最大解像度1920×1200@60Hzとなっており、シングルリンク対応のようです。 ただ、コネクタはデュアルリンクのピンヘッダーもあります。(購入前に写真でピンヘッダーがあることを確認済)

接続状況 NVIDIAコントロールパネルからDVI-Dにディスプレイ、HDMIにプロジェクターを接続していることが確認出来ます。

接続成功 結果的にはグラフィックボードもHDMI-DVI変換アダプタも仕様ではシングルリンクでしたが、 実際はデュアルリンク対応のようで、2560×1440@60Hzの表示が可能でした。 また、プロジェクターはHDMIに接続することにより3840×2160@60Hzの表示が可能となり、 どちらもフルスペックで表示が出来ました。

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